香川県高松市男女共同参画センター

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なんと168人分の男の子の児童ポルノ画像・動画約10万点を6人の男性が所持していたという。6人とは、小学校教諭2人、元教諭1人、子ども向けキャンプ教室の元添乗員、無職の男、大学4年生である。いずれもキャンプ等に参加した7歳~12歳の男児にわいせつな行為をしたり、その画像を写して、ポルノ画像製造などをしていたらしい。女児だけでなく、男児を持つ保護者も注意が必要、そして子どもだけが参加するキャンプ等の行事にも注意が必要のようだ。残念ながら、国際的に見て、日本はポルノ王国とも言われている。インターネットが急速に進んだのはポルノ画像の送受信のために利用する人が多いから・・とも言われてきた。いずれにせよ、教育の現場で勤める男性がそういう違法行為をしているとは憤りを覚える。不審に思ったこどももいるかもしれない。子どもだけで参加するキャンプ等には注意が必要になってきますよね。  (写真は瀬戸内海の夕暮れ。高松港より。)

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 きょう、国際ソロプチミスト高松(馬場久美子会長)より御寄付をいただきました。昨年も寄付金をいただき、DV被害を受けた方が新しい生活を始めるための自立支援、具体的には就活用のスーツ、靴、カバン等の無料貸出サービスの充実に使わせていただきました。これを利用された方々から「就職できました。ありがとうございました」とお礼を言われた時の嬉しさは忘れられません。今回も就活用の無料貸出等の内容充実などに使わせていただく予定です。高松市のこども女性相談室等とも連携し、女性の自立支援に取り組んでいます。女性がいきいきと生きられる社会づくりを一歩一歩前進させていきたい。国際ソロプチミスト高松の皆様、本当にありがとうございました。心より感謝申し上げます。   (写真左は馬場久美子会長、右がNPO法人たかまつ男女共同参画ネット理事長・野田法子)

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いま、「女の子のおむつ交換を男性保育士にさせないでほしい」という保護者の声に対して、「それは男女平等ではない」という声もあり、ネットで議論されているという。女の子の保護者のなかには、性的いたずらをされはしないか・・との不安があるのでしょう。報道などで、女児への性的いたずら、写真撮影等の犯罪を知る機会が幾度となくあるので心配していると思われる。男性は女児のおむつ交換をしてはいけない、となるとそれは差別的ともいえるでしょう。男性にイクメンになろう、と呼びかけているときでもある。おむつ交換するときは、同じ部屋に別の保育士がいるようにするという配慮をしてはどうか。女児本人が男性保育士を拒むようであれば、その場合は女性に。先日、20代の男性保育士が4歳の男児を回し蹴りにしたという報道には驚いた。こどもを預けるほうは男女にかかわらず保育士のかたを信頼しているので、気をつけてほしいと思います。

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成人年齢を20歳から18歳に引き下げる民法改正案が検討されている。それとともに、現在、婚姻適齢を男性18歳、女性16歳以上と規定されている民法を男女共に18歳にするということも検討されているとか。国際的には男女同一が一般的で、国連の女性差別撤廃委員会か、日本の現行民法の婚姻適齢規定を差別的と見ている。女性16歳以上と規定されたのは、日本では女性のほうが心身の発達が早いなどの理由らしい。その理由には首をかしげたくなる。その規定に係わった方々のうち、女性は何人いたのだろうか・・。男女ともに同年齢にするのが平等といえるでしょう。  (写真は世界でも人気が高まっているBONSAI(盆栽)香川県は全国シェア約80%)

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少子化が懸念されているが、女性にとっては、産み、育てやすい環境が整い、かつ経済的に可能であれば、子どもがほしいと思う人が増えるかもしれない。保育所待機児童ゼロに向けて行政も取り組んでいますが、家庭ではどうでしょう。内閣府男女共同参画局発行のポスターを見ると一目瞭然、日本人男性の家事・育児時間が少ないことがわかる。6歳未満の子どもを持つ日本人男性の家事・育児時間の平均は1日67分。それに比べ、フランス150分、イギリス166分、アメリカ173分、ドイツ180分、ノルウェー192分、スウェーデン201分。内閣府では2020年に150分にしましょう、と目標を掲げています。ちなみに、日本女性の家事・育児時間は461分、フランスは349分と、大きな差が…。日本の男性が世界レベルの家事メンになれば、家庭も社会も変わっていくでしょう。