香川県高松市男女共同参画センター

p1110120
高松市男女共同参画センターの今年を振り返って10大ニュースをピックアップしてみました。1.男女共同参画センターが「たかまつミライエ」6階に移転(11/23)2.新センターオープン記念・国谷裕子氏講演が大好評(12/4)3.新センターオープン記念交流会が盛況(11/23)4.女性のための就労相談スタート(11/25)5.避難所運営リーダー養成講座開催 6.転勤者とさぬき人のはじめまして講座で瀬戸内国際芸術祭の大島・小豆島・豊島へ 7.親子で見て触れて乗る鉄道模型が大盛況(8/6~7)8.市民企画「大人には見えにくいLGBTの子どもたち」開催 9.「<マララ~教育を求めて闘う少女>を見て語り合う」を開催 10.「おひとりさま・おふたりさまの介護を話と質疑応答」を開催。・・取り急ぎ選んでみました。あす29日から1月3日まで休館します。1月4日から開館で9時から2月ぶんの託児タイム申し込み受付が始まります。来年もよろしくお願い申し上げます。皆様、良いお年を!! (写真の正月飾りは野田法子センター長の作品)

200909-041
内閣府より災害時の避難情報がより分かり易く変更されたとの報道があった。変更されたのは「避難準備情報」が「避難準備・高齢者等避難開始」に。これまで”避難準備”と出されても「まだ準備の段階か…」と判断する人が多かったようだ。また、緊急避難を告げる「避難指示」は「避難指示(緊急)」と緊急性をより強調する表現になっている。高齢者や体の不自由な人、またそれを援助する人は早めに避難準備に取り掛かる必要があるので、今回の変更はわかりやすくなってよかったと思う。ただ、すぐに避難できるよう、非常持出袋はすぐに手に取れるところに準備しておきたいものです。 

img_3396
新入社員の高橋まつりさんが亡くなられて一年。お母さんの手記が公表された。娘さんに先立たれて未来も希望も失われたと記されている。どうして娘を助けられなかったのか・・と後悔されている。なぜ、仕事を辞めるように強く言わなかったのか・・と。ずっと以前にも知人から、娘が生きて私の手元に帰ってきてくれた(退職)・・と話してくれたことがある。長時間労働で夜中に帰ってきたと思ったら、また朝早く出勤していく娘さんのことを心配していたからだ。まつりさんの過労自殺を決して忘れないで、日本で当たり前に考えられている長時間労働、その働き方の変革を進めなければならないと思う。これから、労働環境がどう変わっていくか注視していきたい。

p1110092
報道によると、今年の赤ちゃん出生数は98万1000人で、統計開始後初めて100万人を割り込んだとのこと。団塊ジュニアも40歳前後になり、出産のピークは過ぎたからでしょう。また、晩婚化傾向で出産も減るでしょう。一方、死亡者数は129万6000人で人口は31万5000人の自然減のようです。婚活サポート事業に取り組み始めた自治体もありますが、若い人が結婚に踏み切れないのは、経済的な問題が大きいようです。収入格差が広がっていて、大手企業の正社員は収入に満足しているかもしれないが、中小企業や非正規雇用の人は「結婚してもやっていけるか不安」という声も聞きます。また、女性にとってはパートナーの理解がないと、育児や家事、介護等の大きな負担を背負うことになるので「子どもは一人でいい」という声も。男性の意識改革、もっと子育てしやすい環境整備が進まないと、出生数の増加は望めないでしょう。いずれにせよ、生まれた赤ちゃんは虐待など絶対せずに、大事に大事に育てたいものです。   (写真は今朝の屋島、山のふもとが霧で覆われていました)

p1060505
国民が裁判員として裁判に加わる裁判員制度が今年5月で7周年を迎えました。当参画センターでは、来年1月23日(月)午前10時~12時に高松高等裁判所の出前講義を開催します。テーマは「裁判員制度7周年を迎えて」。講師は高松高等裁判所判事・辻井 由雅 氏。会場はたかまつミライエ6F学習研修室。裁判員裁判についてはこれまでいろいろと報道されてきました。県内でも裁判員を経験された方や、裁判員選定の通知をもらった方もおられるでしょう。これから裁判員として裁判に携わるかもしれない皆さん方に辻井判事が概要などを分かり易くお話ししてくれます。質疑応答の時間もあり、素朴な疑問でもかまいませんので。ぜひ、この機会に参加してみませんか。はじめに手話サークル「ひびき」さんの手話コーラス等も予定しています。お申し込みは087-833-2282まで。