香川県高松市男女共同参画センター


 今年もあと18日ほどになりました。スーパーなどでは、お正月用品がズラリと並んでいます。大晦日のカウントダウンは外国でも見られますが・・、日本でいう三が日は国によって過ごし方がいろいろだとか。国ごとに風習や文化が異なるように、New Yearの過ごし方はさまざまなのでしょう。日本と身近な国がどのように過ごしているのか、またどんなイベントがあるのかなど、あれこれ教えてもらいましょう。いつか、外国のかたと交流する時に話題の一つになるかも。講座の日時は、1月15日(水)10:00~11:30 講師は高松トーストマスタークラブの方々。無料の託児付きなので子育て中のかたも参加しやすいですよ。一週間前までにご予約ください。087-833-2282 まで。  (写真は「たかまつミライエ」の花壇より)


「LGBT」という言葉をよく耳にするようになりました。男女共同参画センターでも出前講座で地域の方々に分かり易いDVDを視て頂いたり、お話しすることもあります。このほどLGBT総合研究所がネットを通じて実施した調査結果が公表されました。回答者数34万8千人のうち約10%のかたがLGBTと呼ばれる性的少数者に該当したようです。概ね10人に1人。そして当事者の半数以上のかたが社会の中でまだ誤解や偏見が多いと感じているそうです。当参画センターでは『よくわかるLGBT 多様な「性」を理解しよう』という本などを書籍棚に置いています。貸し出しもしていますので、ご利用いただければと思います。 


先日、東京五輪・パラリンピックの実施競技の関わる団体を調査(共同通信)した結果が報道された。それによると、回答のあった58団体の全理事に占める女性の割合は16%だったとか。東京五輪では選手の男女の比率はほぼ半数ずつらしい。しかし、意思決定の場に関わる理事の比率は大差があるようだ。女性理事の人数への認識についての回答は、「十分」が15.5%、「まだ足りない」が70.7%、「分からない」が13.8%。アンケートには、女性理事の参加で良い変化が生まれた事例が複数寄せられているという。女性の理事が増えるよう取り組んでほしいものです。  (写真は南天。「難を転じて福となす」といわれる縁起木。)


報道によると、2019年の出生数が初の90万人割れだとか。団塊ジュニア世代、それに続く世代の人数も減っている。出産適齢期といわれる25~39歳の女性は減っているし、男女ともに未婚化も進んでいる。女性の場合、職場で能力を発揮していても、結婚すれば家事の担い手とみなされ、男性の家事・育児の十分な協力が得られてないのが実情。だから、出産、子育てのために退職を余儀なくされている職場の先輩や友人などを目の当たりにし、結婚より仕事・・と考える人もいるようです。さらに、子どもを保育所に預けて働こうと思っても、未だに希望どおりに預かってもらえない。そして、自分の親に子どもをみてもらおうと思っても、老後のことを考え60歳、65歳過ぎても働き続ける人も少なくない。出生数の減少はもう何年も前から予測できたことであり、その対策が不十分だったとの声は多い。早急な対策が求められている。


 部屋に植物の鉢を置くと、心がほっこりします。最近、多肉植物が静かなブームになっているとか・・。12月の交流サロンでは、多肉植物を使い、お正月飾りとしてミニ門松風の作品を作ることにしました。12月19日(木)13:30~15:00参加費は700円程度(材料費)たかまつミライエ6Fの男女共同参画センターで行います。お正月が済んでも、多肉植物はずっと楽しめるでしょう。手を動かしながら、今年1年を振り返ってのおしゃべりも楽しいものです。お気軽にご参加ください。お申込みは087-833-2282へ。
お待ちしています。(写真は玉藻公園にいたジョウビタキの雌)