香川県高松市男女共同参画センター

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IOCから男女平等ではないと指摘を受けていた東京オリンピックゴルフ会場の霞ケ関CCが、女性の正会員を認めるよう規則を変更することが決定したという。世界的な時代の流れであり、女性にもっと道を開くことを自主的に判断したとか。かつては、ゴルフの聖地といわれるイギリスでも女人禁制だったそうで、最近も名門コースが女性会員を認めるニュースもあった。今回、日本のオリンピック会場も男女平等になったというこことで、良かったと思う。かつてはダム建設の現場にしても、「女性が入ると山の神が怒る」と聞いたことがあったけど、最近は土木工事、建設工事の現場でもヘルメットをかぶった女性を見かけるようになった。男女平等は世界的な流れとして、今後もいろいろな分野で見直されていくでしょう。そう願いたいですね。   (写真はわが家の庭の椿)

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今はだいぶ旧姓使用が呼称などで認められてきたように思う。今回、報道された女性の場合、学校の先生ということで、10年も勤務していたら、生徒から○○先生と呼ばれ旧姓がすっかり生徒の間で定着し、ご自身も愛着と誇りを感じていらしたでしょう。結婚して戸籍姓を夫さんの姓にされたとしても、呼称が旧姓のままだったら、仕事の上でもそれまでの状態が継続されるわけで、生徒からも同じ名前で呼ばれ、心の負担などもあまり感じないのではないでしょうか。今回、東京高裁で和解が成立したとのこと、現在、そして将来同じ立場になる女性にとっても大きな前進になったと思う。訴訟するにも勇気のいったことでしょう。本当に良かったと思います。   (写真はサクランボの花、今朝一気に咲きはじめました) 

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新しい出会いの季節になりましたね。転勤、異動、入学などにより、慣れた環境から新しい環境に移るかたもおられるでしょう。女性は夫の転勤により、住み慣れた地域、親しい友人から離れ、県外などに引っ越しすることもあります。場合によっては、退職せざるを得ないこともあります。転勤先での就活もなかなか難しいもの。これが女性問題の一つともいえるでしょう。当センターでは、高松に来られて、新たな友だちができ、早く高松、香川での生活に慣れ、良さを満喫してほしいとの願いで「転勤者とさぬき人のはじめまして講座」を開催、今年で12年目になります。この講座に参加した方々が12年前に「はじめまして香川の会」を発足させ、今も当センターで毎月交流会を開いたり、うどんめぐりや人気スポットめぐりをしています。今年の第1回目は4月20日(木)13:30~15:00「さぬきのうまいもんとやさしい讃岐人との出あい」と題して開催。参加費は600円。申込みは087-833-2282。無料の託児付き、1週間前までに要予約。美味しい出あいとおしゃべりをお楽しみください。

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今朝、めざましテレビで「デートDV」を取り上げていました。認定NPO法人エンパワメントかながわの調査によると、10代女性の43.8%がデートDVを受けたことがあると回答。夫婦間などの”DV”はよく知られるようになったが、デートDVは恋人間のDV。ある女子は携帯を取られて通信履歴を調べられたり、男がいる場所には行かせないと拘束されたり、公共の場所で暴力されたりしたとのこと。ある男子は、無理に高いものを買わされるとの声。はじめはDVと気が付かず、自分が変われば相手は暴力しなくなるだろう、と思い込む。そのうち、主従関係が大きくなっていくという。解決策は、①気づく ②イヤだと伝える ③相談する とのこと。我慢していると、より大きな悩みを抱えることになるかもしれません。身体的暴力、精神的暴力、社会的暴力、経済的暴力、性的暴力…といろいろあるので、困っている人は男女共同参画センターなどに相談してみましょう。当センターは087-833-2285 (写真は、道端で元気に咲くスミレ)

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女子高生の命が奪われる悲しい事件が起きた。学校近くのバス停に荷物が散乱していたという。部活を終え、お母さんに車で迎えに来てほしいと連絡したとのこと。その待っている間に連れ去られたのか・・。6時過ぎといえばもう暗くなっていたと思われる。その暗さの中で一人は危険とも思える。まさか、悪いことをする男がいるとも思わなかったでしょう。防ぐには、一人きりにならないこと。学校の門の中で待つことはできなかったのか。手には大きな音が出る防犯ブザーを持っていてほしい。筆者は中学生の頃、夜道を歩いて母が出かけているところに行こうとしていた。そのとき男とすれちがったと同時に、後ろから抱きつかれたことがある。とっさのことで私は両脇を締めてしゃがみこんでしまった。怖くて声はウーッとしか出なかった。男は走り去った。急いで母が立ち寄っている家に向かって走った。今、思えば、それが男は怖いと思った最初である。将来のある女性が身勝手な男に命を奪われてしまった。全国の女性が憤っていると思う。  (写真はユリカモメ)