香川県高松市男女共同参画センター

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きょう、香川短大へ講義に行ってきました。教養講座のうちで「男女共同参画社会」がテーマ。ヒラリー・クリントン氏が述べた「ガラスの天井」についても話しました。日本では小池百合子東京都知事が毎日のようにTVニュースに登場、政府がいう「女性の活躍」を実感させてくれます。学生時代には「男女共同参画なんてそれほど関心がない」と思っている人もいるかもしれませんが、実際は人生にとって大変重要なテーマであり、必須の学習だと思う。小中学生時代から男女共同参画について学んでいれば、男女共に、進学の際の学校選び、職業選び、人生のパートナー選び等々、自分が望む自分らしい人生、悔いのない人生により近づけるのではないでしょうか…。依然として男性優位社会といわれる今、女性蔑視されたり、暴力されたり、職場でパワハラ、マタハラされたり、女性が生きやすくなる社会はいつ実現するのでしょう。今の子どもたちが大人になるまでに実現してほしい! (写真は宇多津の道の駅「うたづ海ホタル」復元塩田、今も海水から塩を作っている)

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寒波襲来で日曜日の朝、わが家の周辺でもうっすらと積雪がありました。その日は事前に電柱の取り換え工事のため午前中停電との知らせがあり、予定どおり停電し、湯たんぽと厚着と使い捨てカイロでなんとかしのぎました。さて、当参画センターでは、2月3日(金)13:30~「心豊かに、今を生きる。暮らしの法律講座~DV、モラハラ、離婚、相続~」が開催されます。そして受講された方のうち4人の方が女性弁護士に相談(15:00~1人30分程度)に応じてもらえます。相談できるのは4人(先着順)。受講、相談ともに無料ですので、この機会をご利用ください。講座・相談ともに申し込み、問い合わせは高松市男女共同参画推進室087-839-2275まで。 (今年は高松・栗林公園の梅が全国で一番早く開花したそうです)

2004.2.24花の追加 005
某出版社の編集次長が妻の殺害容疑で逮捕され、いろいろ報道されました。女性が亡くなったのは昨年8月というのも驚きです。女性は3年ほど前から夫の暴力と子育てに関するもめごとで公的機関に相談していたようですが、夫と理解しあうのはなかなか難しかったのでしょうか…。報道によると、「夫から、仕事と育児の両立ができないなら仕事をやめろと言われ、年に一度は夫の暴力であざができた」と相談していたらしい。また、女性は仕事がしたいのに、夫は、女性は仕事をしないで家にいるのが幸せとでも思っている、とも話していたとか。夫婦喧嘩で、妻が死ぬほどの暴力を振るったことに憤りを覚える。女性にヘッドロックは考えられない。夫の頭の中は、「男は仕事、女は家庭を守り子育てするのが幸せ」という古くからの性別役割分担意識が強かったのか・・。子どもたちのことを思うと、なんとも悲しい事件・・。

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年々、来日される外国人の方が増えています。昨年は、香川県へも瀬戸内国際芸術祭の鑑賞に大勢の外国の方が訪れました。また、地域でも国際交流、国際シンポジウム等の催しも増えてきました。「英語がもっと出来たらなぁ~」とか「あのとき質問したかったけど、とっさに言葉がでなかったなぁ」とか思われた方もおられるのでは?グローバル化は年々進展しています。お互いに現代的課題について質問しあったり、情報交換したりする機会もあるでしょう。そこで、やさしい英語で楽しみながら男女共同参画を学ぶ講座を企画、講師は高松トーストマスターズクラブの方々です。みんなでいっしょに新たな一歩を踏み出してみませんか。第1回目のテーマは「女の仕事? 男の仕事? 性別役割分担」。2月22日(水)10:00~11:30 お申し込みは087-833-2282へ。託児希望の方は1週間前までに予約を。 (写真はたかまつミライエ玄関横の花)

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 1月は出会いの多い月ですね。ビジネスでの名刺交換は当たり前のことですが、仕事をしていなくても、グループ活動とか、個人的に新しい出会いのときに名刺があれば・・と思ったことはありませんか。この機会に、好きな言葉や写真を入れたオリジナルの自分らしい名刺を作ってみませんか。1月26日13:30~15:00 当参画センターで「今年の名刺をつくろう!」を行います。定員は8人程度の少人数で行います。参加費は200円(1シート)USBメモリーを持参しておくと、作ったデータを持って帰って家で印刷することもできます。申し込みは087-833-2282まで。お待ちしています。 (写真はハクセキレイでほっぺが白い。セグロセキレイはほっぺが黒)