香川県高松市男女共同参画センター


きょう東池袋で交通事故があり30代女性と3歳の女児が死亡、8人がケガをしたとの報道があった。これを知って、高齢者の運転ミスの怖さを改めて考えさせられた。このところ高齢者の運転による交通事故、高速道路の逆走などのニュースを頻繁に聞く。「自分の親が高齢で免許証を返納しないので心配。どうやって返納を納得させるか・・」との話も聞く。筆者の周囲にも70代後半、80代前半で運転している男女はかなりいる。今回事故を起こした男性は87歳だった。最近は80代になると返納している人も増えてきたように思う。本人が返納を拒否する場合、近親者がどう本人を納得させるかも考えなければならないだろう。


「たかまつミライエ」の2階には「夢みらい図書館」があります。そして6階の男女共同参画センターにも図書コーナーがあり、図書貸出しを行っています。男女共同参画に関連した書籍、情報誌はもとより、ベストテンにランクインしている人気の書籍も揃えています。女性の生き方、男性の生き方、子育て、介護、料理や片付け、就活、終活等に関する書籍や雑誌があるので大いにご利用ください。貸出しは1回3冊で2週間まで。またDVDの貸出しもしており、最近では企業からセクハラ・パワハラ、LGBT関連のご要望もあります。ふれあい交流サロンでコーヒーを飲みながら読書されている方もおられます。気軽にご利用ください。 (写真は新書、雑誌コーナー)


きのう市長選挙、市議会議員選挙が告示され、市長は無投票当選でした。市議会議員は定員40人のところ48人が立候補、そのうち女性は10人(20.8%)です。これまでの市議会の女性議員は7人(17.5%)でした。今回女性の立候補者の年代をみると、30歳代が1人、40歳代が3人、50歳代4人、60歳代1人、80歳代1人となっています。先日の県議会議員選挙では前回一人だった女性議員がやっと2人になりました。その時の投票率は過去最低の38.4でした。注目の10歳代投票率は20~30%台と低迷が続いている。4月21日の選挙には投票率がアップするよう一人ひとりが心がけたいものです。 (写真は「たかまつミライエ」の花壇、それぞれの個性が輝いている)


春は出会いの季節、高松市に転入して来られた方で、仲間づくりをしたい方は男女共同参画センターへお越しください。4月25日(木)13:30~15:00には「転勤者とさぬき人のはじめまして講座~高松のうまいもん 食べて語って 人の輪づくり」を開催します。参加費は600円。この”はじめまして講座”は今年で15年目。毎年、転勤者同士で、また地元のさぬき人と”うまいもん”を食べながら、話に花を咲かせています。お互いに情報交換もできますし、センターには多様な団体・グループの情報が揃っています。これから活動したい分野のご質問にもお応えします。こども未来館「たかまつミライエ」6Fが当センター。センターが設立されて24年目ですが、ここに移転してきて2年半ほどになります。ぜひ、お立ち寄りください。なお、はじめまして講座のお申し込みは087-833-2282へ。 (写真はカウンターを彩る蘭の花)


最近、LGBTの人たちへの理解を広める取り組みが行われている。このほど(一社)社会的包摂サポートセンターの専用電話のうち「アウティング相談」件数が公表された。2012年以降の6年間に約110件あったそうだ。アウティングとは、LGBTの人が信頼する人にカミングアウト(告白)した後、その人に周囲に広められること。その結果、うわさが立ち職場や学校に行けなくなるなど深刻な悩みを抱えることになる。カミングアウトは本人の意思ですること、決して告白してくれたことを周囲に広めてはいけない。「よりそいホットライン」(0120-279-338)に掛けて、4を選ぶと「男の子らしさ、女の子らしさで困ったり、男の子同士、女の子同士が好きで悩んでいる」等の相談を聞いてくれる。差別や偏見をなくし、だれもが生きやすい社会をつくりましょう。  (写真はきょうの屋島)