香川県高松市男女共同参画センター

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財務省のセクハラ問題を機に、セクハラ、パワハラの研修があちこちで行われているようだが、当参画センターにも出前講座の申込みが増えている。特に管理職とか、相談窓口担当者の研修など。新採の研修は実施していても、幹部の人のセクハラ研修が実施されなかったところも多いのでは? 女性もいちいち「それはセクハラよ」というのも面倒なので、男性のセクハラ発言を見逃してきたが、やはりセクハラだと思ったら言わなければ相手は分からないまま済んでしまう。言われるのが慣れてしまうと、受け流してしまいがち。今回のセクハラ騒動を機に、相手にはっきり言うのがセクハラ防止につながると覚えておきたい。 (きょうから愛鳥週間がスタート)

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女児を狙った残虐な事件がまた起こった。ものすごい憤りを覚える。報道によると、小2の女児は登校したときに不審な男がいたことを話していたという。結果論だが、もしその情報を得て警察に通報したり、不審者情報を保護者らに伝えていたら学校に迎えに行ったり、警察や地域の人が見回りに行けたのではないか。昨年にも不審な男がいたことがあったという。防犯ブザーを持たせるなどの対策も必要ではなかったのか・・。殺害した遺体を線路に置くという異常な犯罪は前代未聞。一刻も早く犯人を捕まえてほしい、と多くの人が願っている。悲しすぎる。

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 ゴールデンウィークの前半は親戚の突然の葬儀でバタバタした。同じ市内在住の85歳の叔父が急逝し連絡が入った。夫婦だけで子どもがいない。叔母の留守中に亡くなったようで、駆け付けると警察の方が5人ほどおられて、検案が始まっていた。心臓麻痺だったようだ。当日は妹とわたしが泊り、市内外、県外から叔父叔母の兄弟、姉妹、甥、姪、その子どもが駆け付け、通夜、葬儀、初七日と続きなんとか家族葬を終えた。今回のことで思ったのは、終活は動けるうちに始めたほうがいい。筆者はエンディングノートや遺影用写真もファイリングしているが、特に生前整理が大事だと思った。少しずつでも整理していかないと娘たちが困ると思う。連休の後半は片づけなどに専念した。(写真はわが家のサクランボ。スズメたちがたくさん来訪している)

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なんと9ヵ月間も監禁されていたのだろうか・・。19歳のとき、今は20歳の女性は昨年の7月から行方が分からなかったが、このほど72歳の男性が誘拐容疑できょう逮捕されたという。近所の人から「女性の泣き声が聞こえる」との通報があり、昨夕20歳の女性を発見したとか。こういう事件は過去にもあったが、また起きてしまった。二人は面識はなかったそうだが、なぜ男が19歳の女性を誘拐?監禁?したのか、取り調べの結果を注視したい。女性の人権があまりにも無視されていることに憤りを覚える。相次ぐセクハラ事件も然り。男性は女性を支配できると考えるのは憲法に違反していることになるのでは?  (写真は厳しい環境下で生きるタンポポ)

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女性記者へのセクハラ騒動で、セクハラ防止策として報道機関が女性記者を政府高官の取材担当から外す対応をすることは妥当ではない、との答弁書を政府が閣議決定したとか。防止策として「男の記者に替えればいい」との声も出ていたらしい。その言葉が出るようでは「セクハラとは……」をまだ十分理解していないと思われる。政府は「女性の活躍」を掲げている。取材担当に男女差はないはず。これを機会にセクハラのない職場づくりの模範を見せてほしいものです。
これからも女性記者が活躍してほしい。(写真は、たかまつミライエに掲げられた鯉のぼり)