香川県高松市男女共同参画センター

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最近TVニュースで「道徳の教科化」の問題点などが報道されていた。小学校は2018年から、中学校は2019年からとか。いろいろと問題点が上がっているらしい。どのように成績評価するか、担任の先生が戸惑っているらしい。評価が難しいという声があるそうだ。どんな項目を学ぶか、チラッと見た時に「正直」という文字があったように思う。それを見て政治家の方々のことがふと思い浮かんだ。事実を隠す、正直に話さない・・・などがあったのでは?それはさておき、性教育が不十分という声をよく聞く。10代の中絶、妊娠・出産、生まれたばかりの赤ちゃんの放置や、ここ数年の梅毒患者の増加などなど、避けて通れない性教育をもっとしておかなければならないのでは・・と思う。命の大切さを教えることこそ重要なのではないでしょうか。
 

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きょう早朝、東大阪市で女性が包丁を持った夫に追いかけられ、警察を呼んだけれど、男は持っていた包丁で自分を刺して自殺したという。女性は夫からDV被害を受け、実家に帰っていたそうだ。警官は拳銃を構え「包丁を捨てろ」と警告したが、男は自らを刺したとのこと。女性はDV被害を警察に相談していたので、大阪府警は女性の携帯電話番号をシステムに登録していたから、女性の110番通報ですぐに駆け付けたという。女性はどんなに怖かったことでしょう。DV男は妻が逃げると刃物を持って追いかけるという話は聞いたことがある。ひどいのは、腹いせに妻の誕生日に自殺したという男の話も聞いた。暴力で女性を支配するという考えはやめてほしい。若いときから「アンガーマネジメント」の講座を受けることをお勧めする。当センターでは10月5日13:30~15:00に講座を行う。申し込みは087-833-2282まで。   (写真は京都・宝泉院の庭園にて)    

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報道によると、男性の難民審査参与員が強姦被害者(コンゴ民主共和国の女性)に「なぜ、あなたを狙ったの。美人だったから?」などと発言したとか。女性の立場から言えば、「なぜ、そんな質問をするの?」と言いたい。参与員の女性に対する人権意識の低さが伺えるのではないでしょうか。強姦は”魂の殺人”とも言われるほど、女性にとっては辛い辛いことなのに、軽々にそのような質問をすべきではない。特に慎重に対応しなければならないと思う。同席していた女性の代理人弁護士が東京入国管理局に抗議文を送ったから、このことが公になったのでしょう。声を上げなければ古い固定観念は変わっていかないのでしょうね。  (写真は京都・宝泉院の庭、静寂さの中に目を見張る石の配置)

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今、参画センターの受付前には防災グッズを並べています。ぜひ、ご覧ください。きょうも、女性が「ヘルメットがあったらいいねぇ。どこで売ってるの?」という質問があったので、ホームセンターなどを教えてあげました。また、某マンションの入居者の会の男性の理事長は「マンション内の備蓄を考えていかないと・・」と話していました。まず、真夜中に大地震やゲリラ豪雨が発生したとき、どう行動すべきか、何が必要なのか等を考えて備えておきたいものです。夜の停電に備えて懐中電灯と予備の電池は必須のグッズ。家具・家電等の転倒防止策、ガラスの飛散防止もお忘れなく!!  (写真は防災グッズコーナー、質問もお受けします)

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もう新学期が始まっているところもあるでしょう。夏休み明けの登校について感じることは一人ひとり違います。イヤだなと思う子ども、なんとも感じない子ども・・それぞれ違っていい。しんどいなと思ったら、ムリしなくていい。家族の人も見守ってあげましょう。高松市内にヒューマン・ハーバーというフリースクールがある。代表の木村さんのコメントが新聞に載ってました。「学校は命がけで通う場所ではない。いろいろな選択肢がある」と。ヒューマン・ハーバーでは相談を随時受け付けているという。連絡があれば対応できるよう、子どもの居場所を用意しているとか。当センターにも同スクールの生徒たちが情報誌の印刷に来ていたが、みんな和気あいあいと作ってました。ホームページもあるので、アクセスしてみては?  (写真は京都の川床料理。川の上で食事、風流で涼しい)