香川県高松市男女共同参画センター

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きょう「お一人様・お二人様の老後を考える講座」を開催しました。参加者の方は、お一人様は20人余、お二人様(夫婦)は25人程度、あとの方が20人程度でした。そのうち、介護保険を利用されている方が3人程度おられました。DVDを視聴したあと、主任ケアマネージャーの川根由美子さんのお話と質疑応答を行いました。川根さんのご自分の経験を交えながら、介護保険制度や利用方法、施設の実情、在宅介護、サービス内容等をお話しいただき、よく分かりました。まずは、健康寿命(男性71歳、女性74歳)を延ばすようにしたいものです。平均寿命から計算すると、男性は9.6年、女性は12.8年も介護を必要とするというデータが出ています。この先、介護保険利用の負担額も増えていくことが予測されます。健康管理に取り組みましょう。  (写真はきょうの講座の風景)

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きょう、当参画センターで「さんかく交流サロン~落語を楽しもう!」を実施しました。これは一人でも多くの市民の方に気軽に参画センターを利用していただくための企画です。笑いは健康に良いと言われていますので、今回は落語に。アマチュアで落語を練習している「さんかく亭ゆめまろ」さんに協力していただきました。きょうの演目は「風呂敷」と「お見合い」でした。なぞかけもあり、「参画センターとかけてなんととく」「アナ雪の女王ととく」そのこころは、「ありのままの自分でいいの、と気づかせてくれる」などなど。「また聴きたい」「落語を習ってみたい」「不思議な楽しさがあった」などの感想が寄せられました。初めて当センターに来られた方が半分以上おられました。次回をお楽しみに!!    (写真はきょうの風景)

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今年度の新しい講座で「やさしい英語で男女共同参画を学ぶ」を行いました。きょうのテーマは「女の仕事?男の仕事?性別役割分担」。今回の講師は、当センターの登録団体・高松トーストマスターズクラブの大西真由美さん。本日の参加者は20代~70代の12人。国立女性教育会館(NWEC)の英語版統計資料も使用。日本の女性・男性のhouseworkの時間の比較、国際比較をしたり、家事に関する英語表現を音読したり、ペアで質問しあったりしながら、和気あいあいの90分でした。Does your husband help with the housework?とか、My husband doesn’t do anything.とか・・。参加者の中にはMy husband does everything.の人も。みなさん「大変よかった」「よかった」との感想でした。次回は3月8日10:00から「女性とメディア」。   (写真はきょうの講座の様子) 

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昨年、性犯罪の厳罰化の動きがあると聞いていたが、報道によるといよいよ刑法改正が決定されるらしい。主な変更点は、「強姦罪」を「強制性交等罪」に、女性だけでなく、男性の被害者の場合もあるから。被害者からの告訴がなくても立件できる、これまでの懲役3年以上から、殺人罪の下限と同じ5年以上にする、に変更されるようです。この改正により、犯罪の抑止力となり、少しでも犯罪が減ってほしいと願うばかりです。先だっても、キャンプと称して集められ、男の子がわいせつ行為を受け盗撮されていた事件がありました。被害者が男性のケースも増えてきているのかもしれない。厳罰化には多くの人が賛同するのではないでしょうか。    (写真は栗林公園の東門の大木)

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最近、性暴力の犯罪報道が目につく。しかも逮捕者が大学生だったり、医師だったり・・。社会的には、犯罪などとは無縁であると思われる人たちだから、飲み会に誘われたら断らない女性もいるでしょう。それは表向きで、罰ゲームでお酒を飲ませて、それから・・と計画を練っている犯罪が後を絶たない。性暴力にあった被害者がすぐに相談できる窓口が必要だが、治療や相談等を一か所で受けられる「ワンストップ支援センター」が現在36都道府県にある。香川県は今年4月に設置される予定。国は2020年までに各都道府県に少なくとも1か所の設置を目指すとのこと。それにしても、女性を人間として敬わない、男性による性暴力という野蛮な行動がいつ根絶されるのだろうか・・ため息ばかりである。