香川県高松市男女共同参画センター

愛媛県で農業の魅力を伝えるために結成されたアイドルグループのメンバーのうち、リーダーになっていた16歳の女の子が今年3月に自殺していたとのこと。母親が「自殺の当日には(所属会社の)代表取締役のことを怖いと話していた」という。また「事務所を辞めるなら1億円を支払え」と言われたということも伝えられている。女の子のグループが次々に結成され、人気アイドルが次から次へと誕生し、それを見て女の子たちが憧れて、新たなグループ結成に応募していく・・。そのグループのビジネス展開をプロデュースするのは大人たち。今回の女の子は、脱退の意向を伝えると、会社のスタッフからLINEで「次また寝ぼけたことを言い出したらブン殴る」などのメッセージがきたという。視聴者はこうしたアイドルグループの裏を知らない。大切な命が失われたことが悲しく残念でならない。ひとりで悩まずにだれかに相談しよう。

 

厚労省が調べたデータによると、例えば1980年生まれで65歳まで生きた人は、男性の43%が90歳まで生き、女性の69%が90歳まで長生きするだろうと推計できるとか。そのうち100歳まで生きるのは、男性が6%、女性が20%だろうという。それで、心配なのが年金問題と医療費の増加。今後のキーワードは「健康寿命を延ばそう」。健康管理に気を付けて、仕事ができるうちは仕事をしたり、地域コミュニティ活動をしたり、適度な運動をしたり、いつまでもいきいきと暮らせるようにしたいものです。次世代の人たちの負担が大きくならないようにしていきたい。

子育てにおいては、保育所への入所に苦労するし、小学校に上がれば学童保育は利用できるのか・・と心配する。この二つが希望通りに利用できれば、子育ても少しはし易くなるでしょう。報道によると、学童保育の利用児童は増加傾向にあるようです。今年5月1日時点で学童保育利用児童は全国で約121万1522人で過去最多とか。同待機児童は約17,000人もいるという。国は2023年までに定員を30万人増やし、計152万人受け入れを目指しているようです。多くの人たちがその目標達成を望んでいるでしょう。保育所、学童保育の待機児童ゼロにならないと、女性の悩みの一つ、仕事と子育ての両立もうまくいかないとの声をよく聞く。

きょう、高松市主催「性の多様性」講演会が開催された。テーマは「いろいろな性、いろいろな生き方」、講師は埼玉大学基盤教育研究センター准教授・渡辺大輔氏。聴講者は一般市民をはじめ議員、教員、県・市職員等で(写真は会場風景)、LGBTの知識、関心度も様々、渡辺氏は関連用語等を分かり易く説明、参加者は熱心に耳を傾けていた。渡辺氏は、某調査結果から小学生の頃に性別違和を感じ始める例が多いことから、性が多様であることを前提とした環境づくり、学校全体で性の多様性を理解し配慮する準備があること、差別を許さないことを積極的にアピールする必要性を強調された。今年6月、WHO(世界保健機構)が心と体の性が一致しない性同一性障害を「精神・行動・神経発達障害」ではなく、「性の健康に関連する状態」に分類、これに伴い、日本も分類の見直しを検討していくとか。本日の講演会の参加者からLGBTへの理解が深まったとの声が多く寄せられた。

 

台風24号の暴風雨は怖かった。暴風の音が今までで一番すごかった。瓦が飛んだり、モノが飛んできてガラスを突き破らないかとハラハラ。とりあえず朝から一番風を受ける2階の窓に内側から透明のビニールテープを貼った。幅はガムテープぐらい縦よこ斜めと貼った。これで、もし当たってもガラスの飛散は少しは防げるだろうと。停電対策として携帯を充電、それと周辺にランタン2個、懐中電灯を置いた。断水対策に空きペットボトル数本に水道水を入れた。また、台風25号が発生、週末に沖縄に近づき、日本海を通るという予測も出ている。10月3日には935hPaとの予測。備えを充実させておきたい。(写真は高松の秋のまつり・仏生山大名行列。今年は10/20~21 過去に撮影)