香川県高松市男女共同参画センター

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子育て中の人は、ひとりで講座に参加したり、交流会に参加したりするのが難しいですよね。当参画センターでは、毎月1回「子育ておしゃべりサロン」を開いています。子育て中の人が集まり、日常のいろいろなこと、子育ての悩み、楽しいこと、これからの仕事のことなど、ざっくばらんに語り合います。託児付きなので一週間前までにご予約ください。お子さん2人を預けて参加される方もおられますよ。今月は8月9日(木)10:00~12:00 参加費は無料、場所は当参画センター(たかまつミライエ6F)申し込みは 087-833-2282へ。(写真はミライエ野菜畑。鉢でナス、きゅうり、ピーマン、ミニトマトが育っています。)

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なんと、私立の医科大で女子の点数を一律減点していたという。「不当差別」という声が上がっている。何も知らされず減点し、女子の合格者を3割程度に抑制していたらしい。今なお「男性優遇社会」と感じている人が多いなか、公正、平等であるべき入試においてこんな差別が行われていたとは・・。その背景に、女性は出産などで休職、離職する可能性があるからだそうだ。女性は結婚すれば家事、出産、育児、介護の役割を担うものという社会通念、慣習、しきたりなどが依然として根強く、これは男女平等についての男性の問題意識が薄いからでしょう。いずれにせよ、教育現場で女性が差別されていたことに間違いない。文科省の今後の対応に注視していきましょう。 (写真はダリアで名前は”クララヒューストン”)

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当参画センターでは毎月1回「シングルマザーの会」を開いています。今月は8月5日(日)13:30~15:30 場所は相談室。ひとり親、またはこれからひとり親を考える女性のかたのための会です。当センター相談員を交えていろいろ話し合ったり、お互いに情報交換したり・・。無料の託児付きなので預けたいかたは1週間前までご予約ください。当法人たかまつ男女共同参画ネットでは、市民の方々から「パープルBOX」に寄贈して頂いた生活用品(お米、食品、洗剤、トイレットペーパー、タオル等)をストックしています。もし、よかったら相談員にお話しください。お役に立てれば幸いです。お問い合わせは087-833-2282へ。
(写真は8月4~5日開催の夏休み!親子でふれあう鉄道模型、前回の様子)

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20代の妊娠中の看護師が、妊婦検査で胎児の心音が止まっていることがわかり、上司に連絡したが、仕事を休むことができず、亡くなった子どもをお腹に残したまま出勤し、残業も夜勤もしたという。こんな職場があるとは・・信じられない。本人は「心が壊れそうだった」とか。人の命を助ける病院、患者の心に寄り添うべき病院でこういう働き方をさせているとは信じられない。こういう職場環境を変えるためには、まず、みんなが声を上げる必要があるのではないでしょうか。マタニティハラスメントに相当すると思われます。とにかく、驚愕の、悲しい情報でした。 (写真はたかまつミライエの朝顔)

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エンゼルスの大谷翔平選手が投げるときキャッチャーを務めていたマルドナド選手がアストロズに移籍と発表された時、日本のメディアは「大谷投手の女房役・・」と報道。某辞書には女房役とは「妻が夫の内助となるように補佐役となって相手を助け盛り立てる役目。またその人」とある。また別の辞書には「(類型的な夫婦の役割から)そばで助ける役目の人。補佐役。」とある。政治分野では官房長官を「〇〇首相の女房役」という報道はよく聞いた。もし、首相や大臣が女性の場合に「女房役」という言葉を使うのだろうか。それも話題になったことがある。女房役の英訳は、right-hand man 、assistant などがある。これまで長い歴史のなかで中心になる人はほとんどが男性だった、中心になる人のそばにいて助ける役目の人を”女房役”と呼んだ。
政治分野における女性の参画の推進が進めば、”女房役”という言葉はどうなるのだろうか。(写真は、たかまつミライエの朝顔)