香川県高松市男女共同参画センター

P1080780男性が独身でいる理由で一番多いのが「家族を養うほどの収入がない」、女性は「結婚したいと思える相手がいない」だったそうです。(某生命保険会社研究所のインターネット調査結果。)20~30代の未婚女性の50%以上が年収400万円以上の相手を希望しているとか。しかし、この希望を満たす男性は、20代が約15%、30代が約37%らしい。そういう理由もあってか、20代独身男女のうち、結婚したい人の割合が3年前と比べ、男性で約28ポイント、女性で約23ポイント減少しているとのこと。男女ともに、結婚はしたいけれど、ゆとりのない生活は避けたい。特に女性は、仕事に加えて家事を強いられるかもしれない。やがて、出産、育児と考えると、お金も時間もゆとりのない生活になってしまうかも…と考える。でも、誠実で、家事・育児も共に担ってくれる思いやりのある男性ならば、共働きでなんとかなるのでは…と思えるかもしれない。要するに、男女ともに、この人なら一緒に苦労してでも一緒にいたいという人に出会ってないのかもしれないですね。

11月23日開館のたかまつミライエ(6Fが参画センター)

11月23日開館のたかまつミライエ(6Fが参画センター)

今年の男女共同参画週間(23日から)のキャッチフレーズは、「意識をカイカク。男女でサンカク。社会をヘンカク。」 男性も女性も多様な暮らし方、働き方が可能な社会づくりを目指したものです。実質賃金が増加していない、といわれていますが、暮らしのゆとり、将来のことを考えると、やはり共働きが必要となります。女性の場合、仕事も家事も育児も・・とあてにされ、大きな負担となります。家事・育児は女性がするものという意識をカイカクして、できる人ができることからしようという心構えになるなら、助け合える家庭になるのではないでしょうか。また、職場でも、地域でも、男女で意見やアイデアを出し合えば、前進していくのではないでしょうか。一人ひとりの意識がこれまでの固定観念から脱していけば、社会を少しずつ変革していけるでしょう。次世代の人たちが暮らしやすい社会にしていきたいものです。高松のことでん瓦町8Fでパネル展が開催されます。ぜひお立ち寄りください。

今朝の新聞で大きく報じられている沖縄県民大会。女子大生が若者を代表して訴えた。彼女は、女性への暴力根絶を行動綱領に挙げた「世界女性会議北京大会」が開催された1995年の前年に生まれたとか。北京から帰国直後に米兵による少女暴行事件を知り、怒り、悲しみがこみあげてきたのを思い出す。21年経っても何にも変わってないじゃないか!と今回の女性暴行殺害事件を聞いて、またまた怒りがこみあげてきた。なぜ、沖縄の女性が危険な環境にさらされているのか。スピーチした彼女は「もしかしたら、わたしだったかもしれない」と涙ながらに語ったという。政府の関係者の方々は「もしかしたら、自分の娘だったかもしれない」というほどの危機感で再発防止策に取り組んでほしいものです。もう、絶対に繰り返させてはいけない !!!  多くの人々がそう思っている。

 

 

 

 

P1000779専業主婦が多かった時代、「女性は法律に弱い」とよく言われていました。最近、「憲法カフェ」という言葉をよく耳にします。これは法律の専門家が出張して行う勉強会らしい。ネーミングのせいか、気軽に学習できて、交流もできるというイメージ。だから女性の参加が増えているようです。東京都議会の報道でも「政治資金規正法」が頻繁に出てきましたし、まもなく公示となる参議員選挙に向けて「公職選挙法」もよく聞きます。日本国憲法第24条には、「婚姻は、両性の合意のみに基づいて成立し、夫婦が同等の権利を有することを基本として、相互の協力により、維持されなければならない」とあります。「同等の権利を有する」はずなのに、女性の意見が受け入れられない、さらに暴力で支配する夫に悩まされている女性が少なくありません。だから、当センターの女性の弁護士による法律相談(無料)も欠かせないものとなっています。★6月27日(月)13:30~14:50に法律講座「知っておきたい離婚に関する法的知識」があります。無料。当参画センター5F。この機会に学習してください。

P1000825例えば、強姦という性犯罪は、「親告罪」といって、事実が公になると被害者に不利益が生じる怖れがあるとして、被害者の告訴が起訴の条件となっていました。しかし、被害者が告訴状を出すのはものすごい大きな負担となります。だから告訴をあきらめるというケースも少なくない。そこで、法制審議会で審議され、性犯罪の親告罪の撤廃と、厳罰化するという答申案がまとまったという。強姦罪は懲役3年以上が5年以上に厳罰化される案が出されたようです。「強姦はこころの殺人」とも言われる一方で、刑が軽すぎるという声がありました。また、被害者が女性というイメージが強いですが、男性の被害者もいることから、「強姦罪」の罪名変更をという意見もあったようです。とにかく、女性への暴力を根絶させてほしいものです。