香川県高松市男女共同参画センター


地震や火事が発生したとき、近くに聴覚障がいの方がいるかもしれません。すぐに避難しなければならないとき、どんなふうに伝えたらいいか・・。それを学ぶために当センター登録団体の「手話サークルひびき」さんに講師をお願いしました。「火事だから、あっちの非常口からすぐに逃げましょう!」など知っておきたいですよね。「地震」「事故」「救急車」「助けて!」「エレベーター」「止まる」「階段」「病院」「110番」「119番」「大丈夫?」「痛い?」「必要」「必要なし」「情報」「わかりました」「わかりません」などの単語を交えながら教えてもらいました。聴覚障がいの方もお一人参加してくださり、その方に伝わるよう、みんな頑張りました。参加者の感想は「いざという時のためにシミュレーションしておく事は大切、参加してよかった」「ぜひ続けていろんな場面の手話を勉強したい」「少しずつ覚えて活用したい」など。最後は手話で「ありがとうございました」とお礼。また続きを「さんかく交流サロン」で実施したい。


「男女共同参画を進めるために次のどれが必要ですか?(複数回答可)」のアンケート回答をご紹介しましょう。1番多かったのは「一人ひとりの人権の尊重」48.6%、2番目「男性の家事・育児への参加」39.2%、3番目「女性の積極的な社会進出」、4番目「児童虐待の根絶」、5番目「セクハラ・パワハラの根絶」、6番目「地域コミュニティ活動への女性の参画」、7番目「政府の取り組み」、あとは「女性議員を増やす」、「DV・デートDVの根絶」の順でした。まずは、自分自身を大切に思うと同時に、他の人も大切に思い、一人ひとりの人権が尊重される社会づくりが男女共同参画社会への第一歩になりますね。


乳幼児を育てているママは、何かと忙しいですね。当センターでは毎月第2木曜日の午前中に「子育ておしゃべりサロン」を開いています。無料の託児付き。数人のママたちがいろいろ情報交換し、あっという間に2時間が経ちます。8月5日(月)10:00~12:00 当参画センターにて、「一般社団法人ぬくぬくママSUN’S」という団体の企画で「乳幼児子育て中に「私」ができること~子育てママのあるモノ探し!~」が開催されます。子育て中のママが、自分のやりたいことにチャレンジできそうなこと、自分が興味を持っていることなどについて話し合うとともに、地域社会との関わり方についても一緒に考えていきます。参加費は800円、無料の託児付き(要予約)。定員は先着15人程度。新しい気づきや発想が生まれ、心が元気になるかもしれませんよ。お申し込みは、同団体の中村さんまで090-5275-8235へ。 


8月4日(日)に「広瀬多加代のヒロシマ被爆朗読の会。子どもたちの未来につなぐ-平和への願い」(男女共同参画センター市民企画講座)を開催。ヒロシマに関わる作品を通して「いのち」を考えます。広瀬多加代さん(劇団R&C)をはじめ、ゲストとして広島から松井洋美さん(朗読七草の会主宰)、蓮井美加さん、緒方美奈さんらが出演します。会場は当参画センター。時間は、13:30~15:30 参加費は700円(大学生以下は無料)、無料の託児あり(ただし1週間前までに要予約)お申込み・問い合わせは、湯浅090-3184-4519 又は参画センター087-833-2282まで。 定員は100人程度

先日、鹿児島市などが大雨に見舞われた。一昨日、昨日のTV報道で、大雨で緊急避難指示(警戒レベル4)が市内全域に出た場合、対象となる人数が数十万人となるのに、「全員避難所に入れるのだろうか?」と思うとの声があった。インタビューでは、「〇〇へ行ったけど、入れないから他に行くように言われた」とか、「入れそうにないので、避難所の外で車の中にいた」とか、そんな声もあった。そして、「市内全域というだけでなく、どこの地区とか詳しく教えてほしい」との声が聞かれた。引っ越しして来て間もない人は、地理もわからないので不安・・」という声も。指定の避難所が自宅より低い位置にある場合もある。避難するかしないの判断は個人にゆだねられる。ある防災の専門家は、「全域に指示を出したのは、いわば責任逃れ、アリバイづくりの側面も半分あるのではないか」との指摘もある。今後いつ豪雨に遭うかわからない。特に過去に浸水したり、土砂崩れ等があった地域は、万一豪雨になった場合に備え、早めの避難準備、安全な避難経路、避難場所をよく検討しておくことが重要だと思った。