香川県高松市男女共同参画センター

きょう「転勤者とさぬき人のはじめまして講座~たかまつミライエ周辺を散策しょう」を実施しました。ミライエから徒歩約5分で「大川原染色本舗」に到着。香川県の伝統的工芸品・讃岐のり染の説明を伺い、実際に船の祝い旗を染めているところも拝見。香川県は全国でも獅子舞が盛んな県で、獅子舞ゆたん(写真)の注文も多いそうです。街並みを歩き、民家を改装した店で和やかに昼食を済ませたあと、「中屋味噌」を訪問。あん餅雑煮に欠かせない白味噌ほか麹味噌などの説明を伺った。ベビーカーに子どもを乗せた若いお母さんほか「はじめまして香川の会」のかたも参加。「歩いてみないと分からない街の魅力を楽しめました」「楽しかったです」との感想が寄せられました。新聞記者のかたの取材もありました。

 

 

あす23日「転勤者とさぬき人のはじめまして講座」2回目を行います。今回は「たかまつミライエ周辺の再発見!散策をしよう」です。午前9:45にミライエ正面玄関に集合周辺を散策し、昼食をはさんでまた散策し、午後2時ごろ解散です。明日の参加もOK!きょう午後9時までに予約できるかたはお電話をお願いします参加費は昼食代実費です。高松市では「まちかど漫遊帖」もまち歩きをしており参加されたかたもおられるでしょう。当センターでは転入者の方に早く高松の暮らしに慣れて、高松の魅力に触れたり、友だちづくりのお役に立てればと思い、同講座を毎年実施、今年で15年目になります。平成17年第一回目に参加された方たちが「はじめまして香川の会」を発足させ、今もみなさん毎月交流されています。ホームページも開設し、県外に転勤された方との情報交換も続いているようです。お問い合わせは087-833-2282まで。

 

香川県警の公表によると、今月14日に「性犯罪指定捜査員に新たに17人の警察官が指定され、そのうち男性警察官5人が含まれている。男性の起用は初めてとか・・。2017年にこれまでの「強姦罪」から「強制性交罪」に変更した改正刑法が施行され、女性の被害者だけでなく、男性の被害者への聞き取りや心のケアも担当するため。県警の公表によると、昨年県内で認知した性犯罪は36件で、そのうち2件は男性が被害者だという。2019年度は生活安全、刑事、交通など各部の警察官計84人で編成されているそうです。かつて「女性は暗い夜道は気を付けて」などというポスターがあったが、性別などに関係なく、常に危機感をもって身の安全には気を付けなければなりませんね。

子育て中の若いママたちに人気の「やさしい英語で男女参画を学ぶ講座」、託児付きなのも好評です。受講者から「学生の頃を思い出しました」と言う声。やっぱり、子育て中でも勉強したいなと思っているんだな、というのがわかります。今回のテーマは「地域で出会う外国の方とのコミュニケーション!」です。高松市在住の外国人も年々増加傾向にあり約4,000人。共に地域社会で生活できる、多文化共生の住みよいまちを目指しています。ご近所などで出会ったりした時の自己紹介、ゴミ出し方法や地域の施設等の場所、道案内などを想定した会話を練習してみましょう。日時は5月22日(水)10:00~11:30 講師はトーストマスターズクラブ。参加費は無料。(託児はすでに定員に達しています)。幅広い年齢のかたが受講されています。お申し込みは087-833-2282へ。(写真は栗林トンネル付近の山に咲いている藤の花)

10歳の心愛さんの虐待死がたびたび報道され、全国に悲しみが拡がるなか、今度は父親から性的虐待を受けていたことが分かったという。医師が「性的虐待を受けている疑いがある」との診断があり、それを児童相談所の担当者は知っていた。にもかかわらず、父親のもとに戻してしまったらしい。その結果、心愛さんの命が奪われることに至ったともいえるでしょう。医師の診断についてどう対応したのか?? 今になって報道されることになった理由は?? こんなことにならないように、子どもの命、人権を守ることを第一に考え、学校、児童相談所、警察、病院の医師らが連携し、子どもを助けなければならない。現場の人員が不足しているなら、増やさなければならないでしょう。子どもは助けを求めているということを忘れてはいけないと思う。